卵かけご飯 in イタリア

卵かけご飯、美味しいですよね!!

忙しい時にパッと食べられて、野菜さえプラスすれば栄養バランスもバッチリのTKG。イタリアの卵はとっても美味しいです。

たった一つの不安要素は生卵食べて大丈夫かな 🙄 。。。

日本のスーパーで販売されている卵はサルモネラ菌等の脅威から守るため、出荷される時に殻は消毒洗浄されているようなのですが、イタリアはどうかと調べてみたところ、そのような情報は見つかりませんでした 🙁 。殻表面の層が呼吸していて雑菌の侵入を防ぐ効果があるので「水で洗ってはいけない」という法律はあるようです。

イタリアでは生卵を直接食べることは日本ほどポピュラーではありませんが、カルボナーラとかティラミスなど生卵を使うレシピはあるのに、重大な食中毒が起こったりはしないのでしょうか。。。 🙄

ドキドキしながらイチかバチかで食べるのも頭のいい解決法とは言えませんし、夫はカルボナーラ程度に若干火が通った感覚の方が好きで、温泉卵にしてあげていました。でも温泉卵って時間がかかるし、食べたいときにお料理の手間なく食べたいのが卵かけご飯の醍醐味なのに 😥 。。。

そんなわけで、怠惰な私は温泉卵のようなポーチドエッグのような、我が家の簡単ですぐできる卵かけご飯用の卵の作り方をご紹介します。

  1. お湯を小鍋に沸かす
  2. 卵をボウルかお椀に割って入れる
  3. 沸騰した湯にお酢を入れて火を止める
  4. 小鍋の淵に沿って円を描き、渦を作る
  5. ボウルのフチを鍋の半分くらいの水位まで入れてゆっくり生卵を湯の渦に離す
  6. 鍋に蓋をして7分程度待つ(季節によって時間は調整)

この方法だと綺麗に白身が黄味を包んでくれるので、お湯を捨てる時にちょっと荒く扱っても失敗することがありません 😛

[2018年12月追記]
湯に渦を作ってから卵を離す4の工程を追記しました。
卵や鍋の種類によって上手くクルンと白身が包んでくれないことがあるので、この工程を入れた方がテクニック要らずで失敗なしという経験から修正しました。
お鍋は小さい方が上手くいきます 😉

もしも卵を鍋に離した時、うまく白身がクルンと包んでくれなかったら、すぐさま割り箸で鍋の縁に沿ってぐるぐるとかき混ぜて渦をつくります。自然と卵が渦の中心になって白身が黄身を強制的に包む形となります。割り箸で卵に触れないことがコツです。鍋の縁あたり、遠くからでいいのでグルグルとかき混ぜて渦を急いでつくったら、そのまま蓋をして待つだけ。リカバリーできます 😀

蓋を開けた時、もしお鍋の底に白身がひっついている場合はゴムベラでゆっくり剥がしてからカス揚げで掬って取り出しています。カス揚げがない場合はざるにゆっくりお鍋を傾けてお湯を捨てても大丈夫です。

生卵と比べると白身は固まってしまいますが、中の黄味はトロトロで生卵のような食感が味わえます。この辺りの妥協点で如何でしょうか。放置時間はお好みによって。

夫は黄味を割ってお醤油をかけたところに七味をふって食べています。私はお醤油と甘い黄味のコンビネーションを楽しみたいのでお醤油オンリーです。

ちなみにイタリアで販売されている生卵には飼育環境が表記されています。
ゲージ飼い(in GABBIA)、平飼い(a TERRA)、放し飼い(all’APERTO)、有機農法(BIOLOGICO)とパッケージに書かれているので一目瞭然です。
正直なところ、スーパーでもゲージ飼いの生卵は見たことがほとんどありません。お値段的なこともあり圧倒的に品数が多いのは平飼い(a TERRA)です。
平飼いは本来、飼育環境の良い鶏舎であれば、外部の動物と接触がなく安全で、鶏にとって考慮された快適空間なら食用卵としては悪くないのかな?と思うのですが、どんな環境か見ることはできませんので不明。。。
お味はメーカーによって味も色も、殻や黄身の硬さも違います。保管状況なのか?賞味期限に関わらず同じメーカーでもお店によって違いを感じたりもします。平飼い〜有機農法の間で色々試して、今はお気に入りのお店・メーカーがいくつかあります。イタリアの卵、美味しいな、と思います 😀
メーカーもたくさんありますし、市場でも売っています。お値段もマチマチ。ここは食べてお気に入りを見つけるしかありません!

生パスタ用の黄身がよりオレンジ色の卵(per Pasta)も売っています。黄身の赤みが増すよう飼料の中にパプリカ等が使われているそうです。

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