まいど硬水シリーズですが、今回は食洗機の定期的なケアについてです。
最初はなんで塩?!と思い無知な私は塩を入れずに数ヶ月使っていたら内部のステンレス部分にうっすらと白いものが。。。 😕
さっそく取扱説明書を見たら庫内の底に塩を入れるのはカルキ対策だということがわかりました 😳

そう、ここですね。お塩を入れて、お住いの地域の水の硬度に合わせてレベルを設定するようになっていました。でもお料理に使っているような塩は使えません。食洗機専用(精製されたもの)に売られたものを使わないと、故障の原因になるようです。
そして、我が家は特に9月を過ぎると冬にかけてとてもカルキが付着するようになります。食洗機はどんな構造でどこにどんな素材が使われているのかがわからないので安易に洗濯機に使ったようなお酢を大量に入れて運転させる勇気もなく。。。なかなか高価ではありますが庫内洗浄用の専用洗剤を購入して何度かトライしました。
2025年2月追記:
最近はスーパーのプライベートブランドの庫内洗浄専用洗剤もかなり良くなりました!
お気入りはCoopのViVi Verdeシリーズ。理由は妙な洗剤の匂いが残らないからです。
私は食洗機にお皿を入れる際はざっと汚れをスポンジと水で落としてから入れています。
動物性など油分が強いものは食器用洗剤を使って軽く落としてから入れます。
(結果的に残飯が絡みついたフィルターを掃除しなくていいのでラクなんです)
ですので庫内の汚れの質としては油分よりもカルキの白い付着物が気になります。パイプの中も心配です。
色々試した結果、私がたどり着いたのは下記の方法が一番効果的でした。
原因や汚れ度合いの段階順に合った方法をお試しください。
(2025年2月改訂)
1. 定期的なケア、軽い汚れに対するお掃除方法
2. 年に数回の特別なお手入れ
3. 頑固な臭いを撃退するお手入れ
※各お手入れ方法がご利用の機種に適しているかどうかは事前にご確認の上、参考になさってください。
1. 定期的なケア、軽い汚れに対するお掃除方法
1.塩とリンスは必ず入れておく
冒頭で触れた食洗機専用の塩は必ず入れておかないと大変なことになります。
リンスも日本では使用しない方もいらっしゃると思いますが、使用しないとコップ等が曇ります。オールインワン洗剤を使っている場合でも使用した方がいいです。
香りの気にならない自然由来のものもスーパーで普通に売っているのでオススメです。
2.フィルターを洗浄する
悪臭の原因として最も確率の高い部分です。
残菜などが残っていないか確認して、よく洗浄しましょう。
3.少なめの塩素系漂白剤ですすぎコース
以前はクエン酸と重曹を利用する方法をご紹介していましたが、
10年以上使っていてやはり臭いが気になる時はこの方法が一番簡単で効果的でした。
(フィルターの洗浄をしても臭いが取れない場合)
あとでご紹介している
3. 頑固な臭いを撃退するお手入れ
をご参照ください。
重曹とクエン酸はやっぱりお風呂!こちらは気入っています。
重曹とクエン酸を使った炭酸風呂についての記事はこちら
年に数回の特別なお手入れ
庫内洗浄用の専用洗剤は近年なかなか良くなりました!
スーパーのプライベートブランドの安いものでも十分です。
ただ、洗浄後の洗剤の臭いが気になる場合は自然由来の成分を使用したものがオススメ。
もう汚れがやばい、頑固な汚れにはちょっと高価ではありますがFinishがダントツ効果を発揮すると思います。(使用済みの空容器の写真ですみません。。。)

我が家は毎日食洗機を使っていて、主な汚れが水に含まれる石灰でした。
庫内の見た目が健全な状態でも庫内洗浄洗剤は年に1回か2回の特別なお手入れとして利用しています。やはり少しずつでも油汚れはゼロではなく溜まっていきますし、
「キープ」が一番大切なことが体験してよくわかりました。
頑固な臭いを撃退するお手入れ
夏場になって食洗機からイヤーな臭いがしてくる事件が一時発生。
定期的にお掃除もしているし、見た目も庫内は綺麗な様子なので困惑しましたが、解決することができたので追記します。(2019年6月追記)
汚れの原因を確かめる手順としては
- フィルターを掃除する
- フィルターの溜まり水を除去して掃除する
- 塩素系漂白剤を投入してすすぎコースで運転する
の段階で解決できるのではないかと思います。
結果から先に言いいますと、どうにも臭いが取れない時は最終手段の塩素系漂白剤を利用することで最も手軽で一発で解決できました。
まず、色々調べたところ「臭いの原因はフィルターに残った汚れ」という結論が多かったです。定期的にフィルターは洗浄しているので残菜等もありません→ 解決できず 😥
次にフィルターがセットされている排水溝溜まり水をスポンジで吸い取って除去。
キッチン用の泡漂白剤を使用して拭き取り掃除をしました。
翌朝、臭いが軽減された感はあるものの、まだ嫌な臭いが残っています。→ 解決できず 😥
イタリアで一般的によく販売されているACEという漂白剤のHPで、Classica(塩素系漂白剤)を利用した食洗機の嫌な臭いを撃退する洗浄方法を紹介するビデオがあったので、恐る恐る試しました。
↓参照したビデオはこちら
※ 試される前に塩素系漂白剤の利用ができる機種か必ず説明書等をご確認ください
私の利用している食洗機に塩素系漂白剤を使用して壊れてしまわないか心配だったのですが、海外の家電製品の取扱説明書は日本のメーカーのように事細かに書かれていないのです。掃除の仕方としてもフィルターの外して洗浄する程度のことしか書いてありません。ただ、某メーカーのビデオではかなり豪快に漂白剤を投入しているので、ヨーロッパで一般的に出回っている主要メーカーの食洗機であれば大丈夫なのだろうという予測と、清々しい朝にキッチンに行くとするムッとするあの臭いには耐えられなくなってきたので、思い切って試しました。
どれくらいの容量を入れたらいいかも全く紹介されていないので、ビデオで見るよりはちょっと少なめな感覚で試しました。
- 塩素系漂白剤をからの食洗機の庫内底に投入
- すすぎコースを運転する
これだけなので、ほぼ苦労する手順はありません。
翌朝キッチンに行くと、、、全く臭いがしません!!! → 大成功 😀
最初は分量がわからず、ビデオをみた感覚で投入したのですが、すすぎコースが終わって開けた時に漂白剤の臭いが強烈に残っていたので、ちょっと入れすぎだったようです。(その日のうちに通常の食器洗浄を行いましたが、洗った食器や庫内に漂白剤臭が残るということはありませんでした)
1シーズン明けて、100mlで試したらしっかり効果があり、すすぎコース直後の漂白剤の臭い残りもそれほどではなかったので、我が家の状態と食洗機のサイズにはこの容量がいいようです。
分量も経験ですね。。。
定期的に軽いお掃除をしていて、フィルターの汚れもない、、、となると、やはり目には見えない内部の部分やパイプ等の汚れは取りきれておらず、気温が上昇する季節に悪臭を発生させる、ということなのでしょう。
綺麗にしているつもりだったので少々ショックではありますが、毎日使っているものですし、お掃除にはもう少し気を使わなくてはいけないということがわかりました。ある意味臭いが教えてくれるのでよかったのかもしれません。
塩素漂白剤を使用することで殺菌作用もあり、安心感がありました。
お使いの食洗機にこの清掃方法が適しているかどうかは、ぜひ確認してから行っていただきたいですが、食洗機の臭いはかなり頑固なので、可能であればこの方法はとてもお勧めできます 😉