洗剤の量を決めるコツ

洗濯機と睨めっこしていると「正しい洗剤の量」の重要性を実感します。お住いの地域の水質、洗濯物の汚れ具合、お使いの洗濯機、季節と様々な要因が絡み合いますので見極めるにはちょっと上級編です。洗剤が少な過ぎてもいいことは全くありません。洗濯槽にネットリした石鹸カスの一種がついてしまいます。もちろんせっかく洗濯したのに汚れが落ちてないなんてガッカリですよね。洗剤残りが心配だからといっても少な過ぎもダメ、安全牌がないのです。(涙)それでは参りましょう、私なりのコツと見極め方のご紹介です。

洗剤の泡立ち方について

洗剤の泡立ちは日本でお洗濯するときのようにムクムク柔らかい泡がたくさん立たなくても大丈夫です。なぜなら、水量がとっても少ないから。洗濯物全部がしっかり水に浸るほどの水量で洗浄は行われていません。実際はモコモコと泡が立ってくれるはずの洗剤量を入れていてもそんな風には見えないのです。逆にムクムクとよく洗えていそうな気持ちのいい泡が立った時のすすぎの状態を見てみてください、よくすすげていますか?ガッツリ泡が残った状態で脱水に移行している可能性大です 😯 。

目視では回っている洗濯物全体に洗剤が回っている感じ、あるいはドラムの奥の壁を伝う水や扉のガラスを伝う水に洗剤が含まれて下に落ちていっているような感じ、投入口の下の方に泡が少し溜まっている、程度で十分だと思います。

⇓これが洗剤が投入されて最初の頃。物足りない泡立ちで心配ですよね。

⇓でも時間が経つとこんな感じ。私はこのレベルをMAXとしています。縦型洗濯機のようにお水ヒタヒタではないので水面にモコモコの泡は見えませんがちゃんと泡は全体に行き渡っています。

硬度、水温、洗濯物で泡立ちの良し悪しが変わる

水の硬度によってもそうですが、水温によっても泡立ち具合が結構変わります。私は冬場は最初の水温度が低いせいか泡立ちにくいので、水が冷たくなる9月後半から夏までは少し洗剤は多めに入れます。

こちらの洗濯機は水を投入してから温度を電気によって上げていく方式なので温度が上がるまでに少し時間がかかります。最低量の洗剤を入れたら夏は510分、冬は10分~20分後に泡立ちを見てみてください。洗剤を入れたばかりの時よりも思いの外泡立っていて「入れ過ぎた!」と思うこともあるかもしれません。水が少ないので洗剤が全体に行き渡るまでに時間がかかるのと、温度が低いと泡立ちにくい為です。

洗剤を投入してすぐに泡立たないのでどんどん投入してしまうというミスを私は最初によくしました。泡立たないので継ぎ足し継ぎ足しした結果、パッケージに書かれた最大量以上に入れていた訳です 🙄 。正しい洗剤量を見極めるにはちょっと時間を置いて、それでも泡立ちが足りないようなら後から継ぎ足してあげる、そのうち量のコツが掴めて最初から安心して適切な量を入れてほったらかしにできるようになります。

ちなみに適切な洗剤量になってから5分も回っていれば私の経験からは汚れ落ちに問題はありませんでしたので、ちょっと待ってから洗剤を足しても洗濯時間が短すぎるという心配はないのではないかと思います。(最初から洗剤ゼロな訳ではありませんから)また、泡立ちやすい空気を多く含む繊維のタオルやバスローブなどは少なめでOKです。

⇓ご参考までに「私の場合」。汚れの程度と水の硬度による洗剤量の目安がどの洗剤にも明記されています。季節や地域、環境によって変わると思いますので色々試してください。(♠私は水栓にカルキ対策の磁気性器具をつけています)

硬水と戦う私流ナチュラル洗濯の記事はこちら⇒

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